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MACHIKO TALKまちこのお話の散歩道

No.16
“夏の風物詩”

私が育った田舎は  昭和の香りがまだ漂っている感ありです。
幼少の夏の思い出は  井戸で冷やしたスイカやトマト、唇を紫色にして泳いでいた川? 実は泳げない! そして夏の盆踊りには、ゆかたを着て朝からウキウキでした。
両親にとって11年目にして授かった私ですが、とても大切に  厳しくも愛情いっぱいに育てられたように思います。  その影響か  今でも子供がそのまま大人になった? 様なところも多々で   周りから天然とか 天真爛漫とか言われ  自分では解らない部分でもあり 「まあこれも自分」 とあきらめ愛しく思う事にしております。
今年は数年ぶりに伊勢の神宮奉納花火大会を  亡義母と一緒に近くのマンションから見ていた場所で、久々見ましたが  いいですね~
次の日は  市内河崎の天王祭  伊勢に嫁いで40年近くになりますが、ゆっくり参加したのは初めて勢田川の水面を走る花火は中々粋で風流なながめでした。
途中30、40代を楽しく過ごした仲間達と出会い  話に華が咲きました。

半世紀前の風物詩といえば  かや・行水・蚊取り線香、やはり川や井戸で冷やしたスイカでしょうか?
特に蚊帳は昭和を代表する幻想的なシーン
昔  女性が美しく見えたのは  夜目・遠目・傘の内と言われたようですが、わが友人は蚊帳の内も推薦したいと言っておりました。 ロマンですね。  私は幼き頃この蚊帳に蛍を飛ばして楽しんだ記憶が確かに幻想的。
心が砂漠化した現代はどうでしょうか? ピュアで心地よい風物詩を見つけたいものです  ヒントは風に心を 風と一緒に・・・ですかね。
私は  神宮参道の暑い日差しを避けてくれる木々の間から会間見る入道雲や、風のささやき、命短い蝉が  懸命に鳴いてる声を選んでみたいかな~

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